■ ID | 572 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 最終処分場の層内保有水及びガスモニタリング手法の検討 |
■ 著者 | 長森正尚
埼玉県環境科学国際センター 渡辺洋一 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター 河村清史 埼玉県環境科学国際センター 山田正人 (独)国立環境研究所 遠藤和人 (独)国立環境研究所 石垣智基 龍谷大学 小野芳朗 岡山大学大学院 |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第17回廃棄物学会研究発表会、平成18年11月21日 |
■ 抄録・要旨 | 実規模に近い円柱型のライシメター(テストセル)に地表面から深さ7mにわたり採取可能な層内溶液採取用パン及びガス採取用抽出管を設置し、簡易モニタリング手法の確立とPRB効果について把握することを目的とした。
全テストセルが、底部からの大気流入による準好気性埋立であり、活発なメタン生成が起こっていなかった。他方、発生した二酸化炭素は層内保有水中に溶解していた。水素生成期は100日目位までだったが、有機性廃棄物のセルではその後もスポット的に発生していた。また、PRBの効果としては、塩類や有機体・無機体炭素が多く捕捉される傾向があった。非メタン炭化水素ガスは層内環境により組成比が異なり、酸素濃度、塩類濃度、温度により異性体比も異なっていた。
層内保有水及びガスを簡易に採取できたが、装置によっては保有水が採取できず、原因を究明する必要があった。 |
■ キーワード | *廃棄物処分施設, *土壌水, 浸出液, *埋立地, 地中処分, 安定化, 観測井, ライシメータ, *土壌空気, スラグ, メタンガス, 二酸化炭素, 電気伝導率, アルカン |
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